娘は、やたら感情表現がうまい気がしてなりません。
昨日は、目をみてはっきり「家族3人で横に座って、私はその間に挟まれて、安心した気持ちになりたいの」と伝えてきたし(ええ、やりましたとも)
下校時も、キッズケータイで時々「今日はいろいろやなことあって、甘えたい気分なので、迎えにきてほしいなあ・・」とド直球で連絡してくる。
こういうのは、私が子どもの頃、一度も言えたことがないこと。
あったかもしれないのに、認識さえしていなかった気持ち。
それを娘は小さい頃から認識し「甘えたい気持ちって当たり前の気持ちだもんね」みたいな雰囲気で、サラっと言ってのけるのです。
そして娘は悲しいとか悔しいと、泣きます。
お父さんに「そんなに泣かないで・・」と言われた時は、「泣いてもいいでしょ。私は泣きたいの」と伝え、思いっきり泣いて発散し、しばらくすると立ち直ります。
彼女は、自分の気持ちを受け止め、こういう感情なのだと認知して表現し、どうしたいかまで率直に伝えてくる。これって、実は大人でさえ難しいことです。
複雑な家庭環境で気持ちを抑圧し、大人びた子ども時代を過ごした私からすると、娘の姿がうらやましい瞬間が時々あります。
泣けるし甘えるし「うわ、こういうこと出来ていいな~」と思うんです。
そうやって、うらやましさやら、尊敬やら、色々入り混じった気持ちを感じた後に 「そうだ、この子がこうできるような環境をつくったのは私なのだし、私もよくがんばってるじゃないか~」と自分を褒めます。
この最後の「自分を褒める」がないと「子どもをみて、うらやましいと思ってしまって・・(これでいいんでしょうか、私・・)」になりがちです(こういう相談も実際この20年間で多く受けてきました。羨ましい気持ちにモヤモヤするんですよね)。
でも、親が否定的とか環境が許さない子は、そんな甘えん坊な言動はできないんです。
受け止めてもらえると思うから、そういう言動をするわけで、受け止めてもらえないと諦めたら心にフタをするようになります。平気なふりがうまくなるのです。
だから子どもが素直な気持ちを表現できている時は、どんな時も
「そういう環境を創ってる私もがんばってるじゃん、よきよき」
を付けると、なんだかいい感じで終われます。
大人も子どもも、自分を認めるって大事です。
最近、自分を認めていますか?ほめていますか?あ~やってないな・・という人は、ぜひもっと自分を認める瞬間をつくってみてくださいね。^^
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